Hola!!

先に、
以前よりメキシコシティのメトロ12番線の一部の高架部分が崩れかけていると苦情が多数ありました。


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目に見えて分かるダメージ。
いつ高架が崩壊するのでは、と住民、利用者は怯えていました。

一度は修復したらしいですが、きっと(今の状態では何とも言えないけど)、手抜き工事だったのだろう・・・

昨晩10時過ぎに、





通常運転だった12号線のメトロの一両目が問題の箇所を通過した瞬間、高架が崩壊。
今の時点で24名の方がお亡くなりになられました。

この事故のメトロ局長の会見では、点検していたとのことだけど、点検してないだろ!! しかも、この女性局長(Florencia Serranis) の代からメトロの大きい事故が多い!! 長年の老朽化もあるだろうけど、メンテナンス作業やマテリアル代などへの十分な予算が下りているのに本当にちゃんとお金を使うべきところに使ってるのか?

そういや、メトロ12号線は古くないです。
2012年に開通、メトロは市営でその当時の市長は今の外務省のMarcelo Ebrard。
当初よりマテリアルならびに耐久性に問題があったみたいです。

一年前には列車同士の追突事故 2020年3月10日 

そして、メトロのコントロールセンタービルの火災 2021年1月10日

基盤の配線切断による火災。
これにより、1、2、3、4、5、6号線が運休。

この時の会見で局長が、記者から『あなたは(火災のあった場所)の責任者ではないのですか?』の質問に

『私はただの局長です』

で質問を終わらせた!!怒

普通なら、この局長はここで辞任の意を示してもいいはずなのに、なぜか市長やらなんやらに擁護されそのまま継続。

続いて、2121年4月24日

配線切断による火災。

そして昨晩の大事故。

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点検・修復を怠っていなければ、あんな大惨事が起きなかったのに。

このようなことが起きても、局長は辞任を避けてるのがすごいわ、こんなにも人々の反感を買ってでもしがみつきたいポストなのだろうか・・・Ten tantita madre.

この事故の原因究明に入りますが、汚職が横行しているメキシコでは、もし資材水増し、手抜き工事、などが発覚しても(これは明らか)、それを指示した人が捕まることはあるのだろうか・・・。

このままうやむやに終わらせることだけはやめて欲しい。
多数の命を奪った原因を法の下で裁ける日が来ますように。



私は大阪市で、高校の時より10年以上も地下鉄をほぼ毎日利用していました。
いつも安心して乗車し、一度も何かあるのでは?と不安を抱いたことはありません。
それも日夜問わずに点検&補修など『安全』を守ってくれてる方々たちのお陰なんですね。
海外にいると日本では当たり前だと思っていたことが、当たり前ではないのに腹立たしくなります。

『安全』

に生活できることは、難しいことなのかも。